僕は20代、IT営業として新卒で入社した社会人3年目の年に転職しました。
その結果、基本給が27万→37.5万になりました。ヘッドハンティングでの転職です。今は手取りで30万くらいあります。
一般的に言われているとりあえず3年間働けというのは嘘です。
それどころかせっかくのチャンスを逃しかねないので、判断は
今の会社である程度働いてきたけど、「将来性をあまり感じない。」「給料が低い」「なんとなく働いている」という人は是非僕のストーリーを役立ててもらえればと思います。
僕は新卒でIT営業になった
僕は2016年の4月に一部上場会社のグループの300人規模の子会社に就職、IT営業となりました。
僕の部署では小売・流通業に特化したITサービスを扱っていて、商談期間も非常に長いものでした。
その部署のエースと言われている先輩ですら、初受注は部署に配属されてから半年かかっており1件1件が遠い商品でした。
入社前は自信をある程度持っていましたが1年目はもうひどいものでした。
数字管理ができないし、部署内での相談やコミュニケーションもド下手で上司との関係性も最悪
といった感じで、ボロボロでした。
それが2年目には、目標300%達成をし会社から表彰されるまでにはなりました。
そこまでの転機をポイントを絞ってお伝えします。
社内コミュニケーションを覚えた
営業の基礎は社内営業であると思ってます。
なぜかというと、素人で知識も経験もない人ほど自分だけでは成果を出しづらいからです。
であれば自分一人でお客さんに向かうという構図ではなく、社内一丸になって提案できるようにする。
その中で先輩の考え方・やり方を盗むとした方が合理的です。
また、その商談が成果につながるにせよつながらないにせよ、上司や先輩を思いっきり巻き込んだ上での失敗なら理解してくれます。
ですので新人の時ほど絶対周りを巻き込むスキルが重要です。
では具体的にどのように巻き込むかというと徹底的な「報告・連絡・相談」です。
商談に行った→「今日商談に行ったので報告だけさせてください」
商談に行く前→「このような形で商談を進めようと思っています」
大きな商談・困ったところが出る→「ご相談の時間を入れさせてください。」
といった形でどんどんコミュニケーションを取ることがオススメです。
先輩や上司の時間を奪うとか気になるかもしれませんが、最初は特にしつこいと思われるくらいでいいですよ。
成果につながりやすいアドバイスを色々してくれますし、何より上司にとってはグループの成績・新人の成長にミッションがついていたりしますので応援してくれやすいです。
それに、先輩っていう人種は教えたがりの人が多いので相談とかしてると可愛がってくれることの方が多いですよ。
色んな先輩に色んなアドバイスをされて困ってしまった時には
ただ新人をやっていると、特に色んな人がいて色んなアドバイスされる、それが矛盾していたりして困ってしまうということがありますよね。
その場合は「実績あって尊敬できる人の言うことを素直に行う」のがいいです。
理由は3つあります。
①成果を出している人なので、アドバイスの信頼性が高い
②尊敬できる人なので自分も素直に実行しやすい
③成果出している人が言ったことなら、他の人を無視することになっても納得感を得やすい
と言う理由です。
①成果を出している人なので、アドバイスの信頼性が高い
アドバイスをしてきたがる人はたくさんきますが、人としてはよくても成績がいまいちの人もいます。
はっきり言ってその人のアドバイスに振り回されていても無駄ですよ。営業の場合特に成績が命です。
成績が出ていれば、多少サボっていても優秀扱いされますが、成績が行かないとダメ人間扱いされます。
ですので絶対的に成果を出している人に揃えた方がいいです。
②尊敬できる人なので自分も素直に実行しやすい
ここも大事なポイントで、結局アドバイスはアドバイスでしかないので、実行しなくては意味ありません。
ですが、自分が尊敬できなくては実行する気も起きにくいし、変な反抗心が生まれてしまいやすいです。
ですので、尊敬できる人の方がいいです。
③成果出している人が言ったことなら、他の人を無視することになっても納得感を得やすい
もう一点ここも重要な点で、成果を出している人が言ったことなら「それもそうだよな」と思ってしまうのが人間です。
ですので、アドバイスが矛盾してしまった場合は「できる先輩さんが言っていたのでこう言う形にさせてもらいました」と言ってしまえばいいのです。
そうすると「あの人が言っているならそれもそうかなー」と思ってもらいやすいです。
上記3点を押さえておくと社内でのコミュニケーションを活用し、実力をつけやすくなります。
自分なりのPDCAリズムを見つける
先輩になるにつれて自分で計画を立てて実行して修正すると言ったリズムが必要です。
その際にオススメしたいのは下記の本です。
鬼速PDCAとは文字通り、鬼のような速さでPDCAを回しましょうと言うことです。
計画を立てて実行する、それをモニタリングして再現性を高めたり、修正すると言う内容です。
目標を立てて、KPI(重要達成指標)を立ててKDI(重要行動指標)を立てて、実行サイクルを回すと言う仕事に必要な流れが千円ちょっとで学べます。
営業では目標があって、そのためのKPIの達成指標があって、何をどれくらい実行するのかと言う流れがあると思いますがこれ一冊で十分くらい学べます。
野村證券で営業の最年少記録を出した人が書いているのでぜひ一度は読んでやってみることはオススメです。
ここで書かれているような内容が回せるなら充分転職してもやっていけると思います。
僕の転職までの道のり
転職の前段階で長くなりましたg僕が転職までの道のりを記載します。
そんなこんなで2年近く営業をやってある程度成果も残せるようになってきた僕は、業務への慣れもあって少し停滞感を感じるようになりました。
そんな状態になったら転職への道を進むのも大いにアリだと思います。
というより一度は自分の市場価値を探ってみることをオススメします。
僕は4年目でAI系のサービスのスタートアップにヘッドハンティングで転職しました。
その結果月給が27万→37.5万となりました。
僕が営業としてチャンスをつかんだ方法は3つだけです。
①接点を持つ
②自分アピールをする
③基本給UPの交渉をする
という3点です。一つずつ解説します。
①接点を持つ
まず接点がなくては始まりません。
接点を持つことから始めましょう。自分を売る営業と一緒です。
僕の場合はAI系に興味があったので、AI系のイベントに参加しました。
そこで転職先となる社長と出会い、きっかけとなっています。
僕の場合、イベントで会えましたが興味のある分野や会社が明確なら直接応募するのがオススメです。
直接接点を持っておけば会社として転職エージェントにマージンを取られなくていいので給与もあげやすいからです。
ただ、自分の強みに不安があるどとか、どこに志望したらいいかわからないなら転職エージェントなど、サービスを活用するといいと思います。
その際の注意点として自分なりの条件を持っておくことをオススメします。
年収いくら以上でないと転職しないといった条件を決めておかないと、言われるままに給与が低くなるということもあり得ますので。
エージェントを利用してどう頑張っても希望年収得られそうにないとかなったら、自分で副業してスキルアップするとかでもいいと思います。
②自分アピールをする
接点を持ったら自分のアピールをしましょう。
営業なら、自分の既存顧客を転職候補先の案件になりそうなものを紹介してしまうということが実は手っ取り早かったりします。
なぜなら、それで自分が営業として顧客と関係性を築いていることをアピールできますし、紹介先の売上に繋がったら入社前から実績ありですから信頼性も高くなりやすいです。
僕は2社ほど紹介した後、あまり時間が経たない内に社長から直々にヘッドハンティングが来ました。
自分の場合小売・流通業界の接点が多かったのでそれが武器になったということです。
基本的には会社の弱いところを補完する人材に自分がなれると重宝されます。
僕の例でいうと、上記の業界特化も強みでしたが、スタートアップなので開発メンバーは多いが、営業はほぼいなかったということも強みになっています。
不足するものを補う存在であれば重宝される=年収アップにつなげやすくなります。
営業→別営業のルートとして参考にしてみてください。
③基本給UPの交渉をする
自分の場合、ボーナス込みで450万近くだった年収を基本給のみ(37.5万)で達成できるようにしてもらいました。
転職するなら基本給を上げてもらう交渉をすべきです。
そうすればボーナス込みなら、もっと上がりますし基本給の方が安定度が高いです。
新卒で同期だった人たちとは使える額が手取りで月7万程度違います。
手取りベースで年間84万円今より変わるってすごくないですか。それが基本給の力です。
ですので、ボーナス込みの年収以上の基本給をくださいという交渉は入れるとオススメです。
個人的には今の会社で年収あげるのは大変なので、特に若い人にはこういった転職+個人で副業ならぬ複業で稼ぐのをオススメしています。
その記事についてはまた更新するので是非みていただけると幸いです。
最近面白い自己分析アプリ見つけたので紹介します。
3分でキャリアプランを判断するというアプリなんですが、これが面白いです。
AIキャリアシュミレーションということで無料で使えるアプリなんですが、価値観とか学歴・職歴等加味してその後のキャリア候補を出してくれます。
割と当たっているというところがありまして実際今一番、自分は今IT営業ですがベンチャーで事業開発にかかわっているという事実があります。
僕のキャリアシナリオ
これをみて転職したわけではないんですけどね!ですのである程度信頼性はあるのかもと思っています。
ですので、うのみにはしない方がいいと思いますが今後のキャリアの参考にはなると思います。
一度はやってみることはお勧めします。