今日のテーマはIT営業マンがフリーで使えるプロジェクト管理ツールについて触れたいともいます。
前回営業マンが個人的に使える、めんどくさがりのための無料のタスク管理ツールを紹介【組み合わせも紹介】
でタスク管理について書きましたが、IT営業マンは長期商談・関係者が多くなりやすく何がどこまで進んでいるかが煩雑になりがちです。
営業マンだけでなく実際プロジェクトを進行されていると、結構そういうことが起こりがちなのではないでしょうか。
ではプロジェクト管理ツールでということでよく使われているBacklogとかだと登録はいいけど,変更がしづらかったり自分の好きなようには編集できない。
という人もいるかと思います。
そんな中で自分が実際に使えた無料・かつ個人で使えたプロジェクト管理ツールを紹介します。
使ってみて一番理想に近いプロジェクト管理ツール・マンモスプロジェクト(Mammoth Project)
プロジェクト管理において一番大事だと思うのは、前後関係の把握だと考えています。
よくあるガントチャートってありますけど、スケジュールが見やすくてわかりやすいのですがスケジュール変更に弱いってことがあります。
例えば、お客さんに提案書を提出する為に
①顧客へのヒアリング
②提案書のアウトラインを作り、上司と先輩に内容の確認をとる
③内容を踏まえて提案書を作り上げる
④再度上司や先輩に相談
⑤顧客へ提案
という手順を踏むことを計画したとします。
ここに対して、順をおっていくわけですが①が最初・⑥は最後になって順番にやらないと完了できません。
仕事ってこういうことばっかりです。
前の工程が予定外に伸びて終わらないと、この仕事できないじゃんってことがよくあります。
例えば上司のスケジュールが抑えられず中々提案書フィードバックがもらえないとかよくあります。
ですが、ガントチャートだとこの前後関係がすっかり抜け落ちてしまいやすいのが問題です。
今回は簡単な例ですが、大詰めになってきて最初にやっておくべきことが抜け落ちてきてふりだしに戻されるということがあります。
そんな問題を解決してくれるのは、いろんなツールを試しましたが、少なくてもフリーで見やすく使えるのはMammoth Project(マンモスプロジェクト)しかありませんでした。
こんな感じで同じタスクを登録してても
「リスト」「カンバン」「ガントチャート」「プロジェクトマップ」「カレンダー」と様々な形で表示できるのが最初見た時はもはや感動ものでした!
プロジェクトマップではタスクを最大8×8までマッピングして前後関係やこれから起こりえるタスクを想定することがしやすくなっています。
またマップで関係性を整理していくとプロジェクトのポイントとなる部分も見えて来やすいです。
作っていくと、「あれ?このタスク終わらせるためにはこれ頼んでおかないと」というようなことを発見しやすいです。
リストビューでは一覧表示で確認できます。
カンバンビューではタスクのステータスごとの管理が可能です。
まだ「未着手」・「作業中」・「確認中」・「完了」などのステータスでタスクを管理できます。
裏技的ですが、ステータスはいくつも追加できるので「アポイント済」「商談中」「受注済み」という感じで、商談管理にも使えたりします。
定期的に見るだけで営業としての全体感も把握しやすいです。
前後関係を付けておくとガントチャートにも前後関係が反映されます。
またこの他にも保管しておきたいファイルや情報を保存して置けたり、複数人用のディスカッションルームが用意されています。
気になる料金体系は
なんとこれだけ揃っていて個人で使う分には制限なしでフリー(無料)というのが素晴らしいです。
個人でプロジェクトを整理したい人にはおすすめです。
2人以上で利用する場合、一人1か月あたり500円かかります。
プロジェクト管理ツール全般で考えても安いと思います。二人以上で使っても他の人が閲覧のみならば料金がかかりません。
なんと素晴らしい。念のため言っときますが僕は全然お金もらってません笑
ですのでリアルなユーザーとしての声です。
スタートアップ企業が作っているみたいですが大分使いやすいのでお勧めです。
まだまだツールは発展途上、今後の進化に期待
マンモスプロジェクトですが、歴史も浅いとあって完成度は高いですがまだまだ進化する予定のようです。
僕が使いはじめてからも、タスクのインポートやエクスポートや検索機能など追加されていました。
これからのバージョンアップとしてはiOS,Androidアプリ化など進めているようです。
これからの進化にも期待したいところですね。