こんにちは今日は仕事の生産性の上げ方についてです。
世の中でよく言われることとして「自分で考えるべき」とか「早く人に聴け」とかどっちも言われますよね。
正直「どっちだよ!」ってなっている人も多いと思います。
自分も過去そんな感じでした。今回はその迷いに終止符を打つ仕事を2種類に分ける取り組み方を紹介します。
仕事はルーティーン型の仕事とノールーティーン型の仕事2つに分かれる
仕事は2種類あって「ルーティーン型」の仕事と「ノールーティン型」の2種類あります。
それぞれの特徴と違いを紹介します。
一つ目がルーティーン型で基本徹底型とも言えます。
ルーティーン型(基本徹底型)の仕事
①繰り返し発生する
②過去に事例や成功例がある
③成果が所要時間に比例する
といったものです。
例えば、新しく入社した会社への通勤をするとします。
それを、どの経路で行くかっていうのはまとめてくれてて経路ってほぼ決まってるじゃないですか。それに繰り返し発生します。
また、早く会社に着きたかったら早めに出るしかなく、遠くに行きたいならそれだけ時間をかけて乗りつぐしかないです。
そこにオリジナルの要素が入る余地が少ないです。
ですので、基本を守って乗り換えルート的に早いルートとか安いルートを選んで踏襲してしまった方が効率もいいし無駄がないわけです。
ある意味誰がやってもあまり変わらない仕事とも言えます。
徹底的に聴き、マネをすればいいところです。
それに対し非ルーティン型はノウハウ重視型とも言え
非ルーティーン型(ノウハウ重視型)の仕事
①都度都度発生する
②発生毎に工夫が必要
③成果が所要時間に比例しない
という特徴があります。
例えば、営業なら会社のサービスの解決しやすい課題やパターンは既に提案書にもまとまっていたりしやすいですが、個社の個別具体的な課題の解決策を考え提案する為の答えは用意してる人はいないことが多いです。
その場合、前例もない為都度都度考えて提案にまとめ上げなくてはいけません。
難易度は高いですし、たくさん考えたからといって成果が出るとは限りません。
アイディアがすぐ思いつけばいい提案ができたりしますし、しばらく袋小路にはまってしまうということもあります。
逆に自分のオリジナリティ・独自性の強みになってくれるのが非ルーティーン的仕事の部分です。
まずルーティーン型の仕事は徹底的に聞いてパクるべきだし、非ルーティーン型の仕事は自分で考えるというのが基本です。
この二つを混同するから「自分で考えるべきか」「人に聴くべきか」に決着がつかなかったりします。
ポイント:ルーティーンの中にも非ルーティーンはあるし、逆もあるので注意
さらに厄介なのが、ルーティーンの中に非ルーティンもあるし逆もそうであるということなんです。
例えば、営業でテレアポをしていて「資料をとりあえずください」と言われたとします。
そうしたら資料を送るわけですが、資料送付の中でも二つの仕事に二分化が発生します。
◼️資料送付のルーティーン型(基本徹底型)の仕事
封筒を用意する・資料セットを詰める・住所を書いて切手を貼って封をする・指定の投函用の場所に置く
こういったことは全く工夫の余地がなく誰がやっても変わらないので、事務の人と人に任せてしまってもOKです。
◼️資料送付の非ルーティーン(ノウハウ重視型)の仕事
資料送付と共に個社にあった刺さるメッセージ文を考える・インパクトを与える為封筒を高級なものに変える・刺さりやすい様自作資料を追加する
こういったことは個別性やチャレンジ項目にあたる部分なので正解がありません。
持っているノウハウによって差別化されるポイントでもあるので、磨くと自分の強みになってくれる部分です。
ビジネスにおいては、徹底的に守るべきところとどうしても工夫が必要なことがあるので「自分が今やろうとしていることはどちらか?」
を考えましょう。
慣れた人にはルーティーン型でも、初めてはみんな非ルーティーンの仕事に見える
もうひとつポイントは本当にそれって「非ルーティーン」型の仕事ですか・考えるべきことですかということです。
当然ですが、自分が初めてやることって間違いなく非ルーティーンです。
だからと言って、自分で全部組み立てていたら非常に時間がかかり成果が遠のいてしまいます。
今の時代非常に情報化されて共有が容易な世界なので、自分で考えるべきこと、オリジナルティを出す部分はそこまで多くないことが多いです。
ですから、「前例・事例はないか」「繰り返しやるべき成功パターン」はないかということは先に探すべきです。
迷ったら基本徹底型としてやることから始めましょう。
例えば、営業のテレアポ成功率を上げるパターンが先輩が持っていたりするならまずそれを徹底的にパクってみることを基本とする方が効果的です。
その上で、ここは個別性は外せないとか・自分のオリジナリティの強みになるというところは徐々に積み上げる様に独自性を強みを磨いていくといいです。
是非仕事の仕方の参考にしてみてください。